生活保護制度は働きたくても働けない事情がある、また働いているけれど収入が最低生活費に満たないという世帯を支援するための制度です。
健康で働ける能力があるのに働かない場合は生活保護を受けることができません。働けるのに福祉事務所に行って生活保護の相談をすると就労指導を受けます。つまり、ハローワーク等で仕事を探すように助言されます。
また、すでに生活保護を受けている人でも、働かずにパチンコなどのギャンブルをしている人がいます。受給したお金の使途は自由なので何に使ってもいいわけですが、こうしたことを続けていると生活保護を受けられなくなることがあります。
ケースワーカーは定期的に家庭訪問をしますし、パチンコ店などもチェックすることがあります。また、近隣住民からの通報というのもありますので、働けるのに働かないで遊んでいる生活をしていると、たいていはすぐにわかってしまいます。
働けるのに仕事を探そうとしない場合、ケースワーカーによる指導があります。最初は口頭での指導で、その後、文書による指導があります。
内容は就職活動を一定回数するとか活動の内容を報告してくださいといったものです。このような指導を与えても改善がなされなければ生活保護が打ち切りになります。
一方、就職活動をしてもなかなか仕事が見つからないという場合もあります。これは、本人が稼働能力を活用して努力しているわけなので、生活保護が打ち切られることはありません。
アヴァンス法務事務所 代表 姜 正幸
アヴァンス法務事務所は長い間CMでも見かけ、知名度と実績が抜群にある法務事務所です。
アヴァンス法務事務所でたくさんの実績と経験をつみ、独立される専門家も何人かおられるくらい、任意整理のエキスパートです。