
アイフルは消費者金融大手で、20歳〜69歳までの個人向けのカードローンや法人・個人事業主を対象とした事業ローンなどの融資を行っています。
この記事では、アイフルの審査に落ちる原因や審査に通る審査条件、万が一アイフルの審査に落ちた場合に、他のカードローンの審査に通る可能性について解説します。
また、審査の流れや審査時間、在籍確認の方法についても紹介します。
アイフルの審査に落ちる原因として、
収入が不安定、他社からの借入額が多すぎる
信用情報に問題がある
短期間に別の会社の審査に落ちた
申し込み情報に誤りがある
などが挙げられます。
まず、収入が不安定というのは無職のほか、パート勤務や就職後間もない場合など、定期的な収入があるかどうか証明できない場合です。
アイフルは学生や個人事業主は審査に通りにくい傾向があり、注意が必要です。
他社からの借入額が多すぎて審査に落ちるのは、融資希望額と他社からすでに借りている金額を合わせた額が、年収の3分の1を超えているケースです。
消費者保護の観点から決められていることで、たとえば年収が300万円ならば消費者金融などの貸金業者が融資できる金額は100万円までとなります。
なお、銀行や信用組合・信用金庫などの金融機関が行うローンやクレジットカードでの買い物は、総量規制の対象ではありません。
2つ目の原因は、過去に支払い遅延や滞納、債務整理などの金融事故を起こした経験があるなどで信用情報に問題があるケースです。
一度払い忘れてしまったことがあっても即審査に落ちることはありませんが、何度も延滞していれば支払い能力に問題があるとみなされ、審査に落ちる可能性が高くなります。
また、すでに滞納があれば審査には通りません。
ほかにも、過去10年以内に債務整理をしていれば「重大な事故を起こした」とみなされ、審査はまず通らなくなるのです。
信用情報が心配な場合は、信用情報機関のサイトから情報を取り寄せることができるので、確かめておくとよいでしょう。
2つ目の原因と関連していますが、短期間に別の会社の審査に落ちた場合や、複数の会社に同時に融資を申し込んでいるケースでは審査に通りにくくなります。
特に、過去半年以内に別の会社の審査に申し込んで断られた場合は「申し込みブラック」といって、断られる確率が高まります。
最後は、申し込み情報に誤りがあるケースです。
特に多いのは、勤務先や勤続年数を誤って記載した場合で、在籍確認が取れないことで発覚することもあります。
アイフルの審査に通る審査条件は、満20歳以上69歳までで定期的な収入と返済能力があることで、審査に通るためには定期的な収入と返済能力があることを証明しなければなりません。
返済能力があることの証明として、信用情報に問題がなく「申し込みブラック」の状態になっていないことが挙げられます。
さらに、他の金融機関からの借入額と融資希望額の合計が年収の3分の1以下でなければなりません。
アイフルの審査に落ちたあと、他のカードローンの審査に通る可能性は低いものの、ゼロとは言えません。
審査基準は企業ごとに違うため、アイフルの借入条件を満たしていなくても、別の会社では借入条件を満たすことはあります。
心配な場合は審査を申し込む前に融資が可能かどうかを確かめてみましょう。企業のホームページには「借入診断」があり、現在の借入状況や融資希望額を入力することで、融資が可能かどうかを教えてくれます。
また、システムを利用したからといって信用情報に記録が残ることはありません。
ただし、融資希望額は最小限にしましょう。
個人情報に誤りがないよう、細心の注意が必要です。
特に、勤務先や勤続年数の誤記入には気をつけましょう。
顔写真も、姿がはっきりとわかるものにする必要があります。
企業によって成約率が異なるため、IR情報を確かめて、できるだけ成約率が高い企業に申し込むのもひとつの方法です。
なお、金融機関や貸金業者以外からお金を借りるのは避けましょう。
「ヤミ金融対策法」ができ、高金利での貸し付けや無登録営業をするヤミ金融への規制は厳しくなりましたが、法規制の網の目をくぐって消費者に不当な金利で金銭を貸し付ける業者もいます。
SNSなどを通じて困っている人に融資をする体を装いながら、高金利で融資を行うケースもあるので注意が必要です。
お金が必要なのにどこの審査にも通らない場合には、社会福祉協議会の窓口や自治体の窓口に相談をしてください。
アイフルの審査方法は、コンピューターで申し込み情報を採点したあと、点数に問題がなければ勤務先への在籍確認や信用情報照会を行います。
在籍確認が取れて信用情報にも問題がなければ、担当者が最後にチェックをして審査合格・融資という流れになります。
アイフルの審査結果は、メールまたは電話で回答が届きます。申し込みから審査結果が出るまでは最短25分で、原則当日に届くことになっていますが、初回利用者が21時以降に申し込みをした場合は翌日の連絡です。
なお、審査に問題がなければすぐに結果が届きますが、合格ラインギリギリの場合には、担当者が書類を細かくチェックしているため、時間がかかる場合もあります。
審査に合格したら、その場で融資が受けられます。
スマホアプリを利用すれば、契約当日にローソン銀行ATMやセブン銀行ATMからお金を引き出すことも可能です。
アイフルでは、審査の流れや審査時間についてもホームページに詳しく掲載していて、審査が届かない場合の連絡先も明らかにしています。
アイフルに限らず、ほとんどの金融機関や貸金業者は在籍確認をしたうえで融資をしています。
しかし、アイフルでは、必要がない限り勤務先に電話をして在籍確認を行うことはありません。
代わりに、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)や収入証明書(必要な人のみ)を用いて定期的な収入があるかどうかを確かめています。
どうしても在籍確認を行わなければならないときには、プライバシーに配慮したうえでカードローンの審査であることが勤務先の人に知られないよう、細心の注意を払っています。
なお、電話での在籍確認がないからといって虚偽の情報を書くと、審査に落ちるのはもちろん、詐欺未遂罪などの罪に問われる可能性があるため、絶対にしてはいけません。
アイフルでは、Webで申し込みをした時点の情報をもとに採点を行い、基準を満たしていれば本人確認書類を利用した在籍確認や、信用情報照会を行い、担当者が融資の可否を判断しています。
Web申し込みを利用すれば最短25分で審査結果がわかります。
また、原則電話による在籍確認は行っていません。
申し込み情報に大きな問題がなければその日のうちに審査結果が届き、融資を受けることが可能です。